2015年04月23日

　写真は平成27年04月21日（火）午後03時20分に新病棟1階厨房エリアの「調理室」の様子を撮影したものです。

　衛生エリアである調理室は他のエリアと区別するため、塗床の色は「緑（グリーン）」が採用されています。

　調理室には“回転釜”と呼ばれる焼き物・炒め物・煮物など様々な調理に用いることができる大型の釜を設置することもあり、設備工事や床の基礎工事が行われています。床部分が他の場所より若干高くなっている場所にガスフライヤーなどの厨房機器を設置します。

　調理室には給食を作るための厨房機器だけでなく、機器消毒保管庫や殺菌庫など、安全な調理環境を支える設備が整備される計画となっています。左側写真にもありますが、機器設置用の電源設備等が準備されているのが確認できます。

　また、天井部分においては、殺菌灯の設置や空調関係設備の取り付けが行われています。夏場の厨房エリアは火や油を使用するため、室内温度が高くなり、スタッフの労務環境の改善が課題となっていました。新病棟の厨房エリアでは空調等の管理により労務環境が改善されることが期待されています。

　なお、天井面に設置する空調機器については、空調の風が直接食材に当たらぬよう、食材の配置やスタッフ動線を考慮して配置を行っています。