2015年04月24日

　写真は平成27年04月21日（火）午後03時20分に新病棟1階厨房エリアの「配膳車プール」の様子を撮影したものになります。

　このスペースで調理された給食が盛り付けられ、配膳車に乗せられます。実際の運用ではこのスペースに多くの配膳車が整備されることになります。そのため、一度に多くの充電を行う必要があることから、天井面にリーラーコンセントが設置される計画になっています。

　リーラーコンセントの設置数や位置については、栄養管理部スタッフと実際の運用等を考慮し、確定していきました。また、多くの配膳車をこのスペースで管理されることもあり、壁への衝突などが懸念されることから、“荷摺り”に加えて柱の角にはコーナーガードを設置するなど長期間に渡って使用できる環境となっています。

　また、厨房エリアには患者給食搬送用のエレベーターが整備されています。これを活用し、各階のパントリースペースまで給食を運ぶことになります。配膳車プールは衛生エリアであるため、常に清潔な状態を保つ必要があることから、右側写真にもありますように、清掃用のカランが設置されています。ここでも壁の保護同様、カランと配膳車との衝突を避けるため、ガードパイプが設置されています。

　なお、実際に新病棟の稼働が始まりますと、既存病棟にも給食を運搬する必要があることから、今までの運用とは異なる点が多々生じると思われますので、竣工引き渡しから稼働までの期間を使い、運用面の調整などを行っていくことになります。