新病棟5階 リカバリーエリア(2015.04.30撮影)
2015年05月07日
写真は平成27年04月30日(木)午後04時10分に新病棟5階リカバリーエリアの工事進捗状況を撮影したものになります。
5階のリカバリーエリアは、2床室と個室の病室が整備されます。前回撮影時【新病棟5階 リカバリーエリア(2015.04.06撮影)】は仕切り壁がなくオープンスペースとなっていましたが、今回の撮影時には、既に壁が設置され、部屋の区画が行われていました。
設計ヒアリングの際には、隣接する病室の様子が把握できるようにしたいとの現場スタッフから要望が出され、右側写真にあるように、部屋を仕切っている壁に窓を設置することとしました。これにより、個室環境を維持したまま、隣の病室の状況を確認できるようになっています。
また、病室の入口についても手術後のベッド搬送を想定して一般病室よりも広く確保しており、扉も全面がガラスとなっているなど、設備面からもリカバリーエリアの特徴を確認することができます。
さらにリカバリーエリアには、医療用エレベーターホールから直接スタッフ専用廊下を経由して搬送することが可能となっており、運用の仕方によっては、スタッフステーション前の病棟出入口を通過せずに移動ができるなど、搬送動線にも考慮した設計となっています。