2015年05月29日

　写真は平成27年05月29日（金）午後01時20分に屋上ヘリポートの様子を撮影したものになります。

　前回撮影時【新病棟 屋上ヘリポート（2015.04.28撮影）】との違いとしては、屋上エレベーターホールからヘリポートまでの経路に縞鋼板が新たに敷き込まれたことが挙げられます。これは前回ストレッチャーを運び込んで走行試験を行った際に、振動が非常に大きいことから、少しでも振動を抑えるために採った対応です。

　縞鋼板を採用した理由としては、表面に連続した滑り止め用の突起があるため、安全にストレッチャーを操作できる点が挙げられます。また、通路全体に敷き込まなかったのも、積雪を想定して、エレベーターホールまでの経路に雪を堆積させぬよう、通路の端から下に雪が落とせるよう通路の両サイドには網目のサイズが大きいものが採用されています。

　前回の試験走行時と比較すると、振動はかなり軽減されたと個人的には感じました。今後は、実際の稼働に向けて、院内でシミュレーションを何度か実施する予定となっていますので、運用面など、詳細部分については今後関係部署と協議していくことになります。