新病棟2階 手術室設備(2015.06.05撮影)
2015年06月18日
写真は平成27年06月05日(金)午後02時35分に新病棟2階の東側に設置された手術室内部の様子を撮影したものになります。
内部の現状については、過去の投稿記事【新病棟2階 手術室内部状況(2015.06.05撮影)】において紹介していますので、今回は設備について少し触れたいと思います。
手術室の壁面は、写真の様に下部が空間となっていますので、従来の工法よりも手術室を広く使用することができるなどのメリットがあります。また、各種収納棚や電源コンセントなどのエネルギーユニットが固定化されることなく、変更も可能であることから、将来、手術室の運用が変更になった場合でも、各種設備の位置を柔軟に変えることが可能となっています。
その他にも、手術室入口の扉の開け方についても、ハンドセンサースイッチとフットセンサースイッチの2種類となっています。ハンドセンサースイッチで扉を開けた場合、扉は半開となり、自動的に閉まる仕様となっています。一方、フットセンサースイッチの場合は、扉は全開となり、再度フットスイッチで閉めることになります。
また手術室間を移動する扉についてもハンドセンサースイッチを採用するなど、手術部内には人感センサーで開く自動ドアを設置しないという、スタッフの要望を反映した設定となっています。