栄養管理部 嵩上げコンクリート打設(2014.12.04撮影)
2014年12月04日
写真は平成26年12月04日(木)午前08時00分に中央機械室屋上の定点カメラより新病棟建設工事現場の様子を撮影したものになります。
厨房エリアでは水を多く使用することから、防水対策を行っていることは過去の記事において紹介しましたが、この度、厨房内にてコンクリート打設が実施されましたので少し厨房の床について説明したいと思います。
まず、厨房エリアの階下に水が漏れないよう床にアスファルト防水を行います。その後、アスファルト防水の上に保護モルタルをかけます。これは、アスファルト防水などの防水層が防水押さえ(防水面を保護するもの)の材料で傷つかないようにするためです。
次に各厨房機器の排水管を設置しますが、排水配管が厨房の床の上に露出した状態では厨房作業に支障をきたします。そのため、配管の上からコンクリートを打設して配管を覆うことで、安全に調理ができるよう平らな床を形成します。ちなみに、排水配管はグリーストラップ(厨房からの油脂を含んだ排水を、そのまま流さず一時せき止め溜めておく装置)に接続されています。
一言で「床」と表現していますが、実は平な床の下にはそこでの活動用途に合わせて、様々な施工が実施されています。