ハイブリッド手術室(2015.11.20撮影)
2015年11月26日
こんにちは。病院経営企画課 再整備企画グループです。
新病棟2階に整備されます手術部には全部で13室の手術室があります。新しい手術室の特徴としては、1室あたりのスペースを拡張することで、より安全な手術環境を整備していることは、既にブログ等で発信しているところですが、もう1つの特徴として高機能手術を行う環境を整備したことが挙げられます。
写真は手術室№12に整備しますハイブリッド手術室の様子を撮影したものです。ハイブリッド手術室とは、手術台と血管撮影装置を組み合わせた手術室のことで、今まで手術室とカテーテル室に設置された医療機器を組み合わせることにより、最新医療技術の提供を可能にしました。
なお、新手術室(ハイブリッド手術室)に整備する血管撮影装置は多軸型を採用しており、柔軟で幅広いポジション設定が可能となりますので、手術台を動かすことなくCアーム部分を動かすことだけで、血管撮影を行うことができます。
このハイブリッド手術室が新手術室の中で最も広いスペースを確保しています。今回はメイン機器である血管撮影装置の搬入状況をお伝えしましたが、今後、画像システム関係備品などが設置される予定です。12月初旬の新病棟開院記念式典では内覧会も実施しますので、その際には完成した手術室をお披露目できる見込みとなっています。