ドクターヘリ搬送訓練 ①(2016.02.02撮影)
2016年02月02日
こんにちは。病院経営企画課 再整備企画グループです。
本日、山梨大学医学部附属病院『新病棟Ⅰ期棟』の屋上に整備しましたヘリポートを活用し、ドクターヘリによる患者さん受入搬送訓練を実施しました。
この訓練は、山梨県立中央病院よりホットラインで本院救急部に受入要請が行われ、ドクターヘリによる患者さんの搬送、緊急搬送エレベーターの活用など、今後の運用に即した訓練となりました。
午後2時30分。上記左側写真の様に、ドクターヘリが肉眼でも確認できるまで近づいてきました。徐々にヘリポートに近づき、新病棟Ⅰ期棟北側より着陸態勢に入ります(上記右側写真参照)。
なお、ヘリポートに着陸しても、プロペラの回転が止まるまでは、ドクターヘリに病院スタッフが近づくことはできませんので、しばらくはエレベーターに続く連絡通路で待機することになります。
プロペラが停止しましたら、ドクターヘリ後部よりストレッチャーに乗せられた患者さんが降りてきました(上記右側写真参照)。患者さんは、病院スタッフに連れられ、新病棟Ⅰ期棟1階の救急部まで搬送されていきます。
山梨県では、平成24年4月よりドクターヘリの運航を開始しており、県民の皆さんに高度で専門的な救命救急医療を提供しています。基地病院は山梨県立中央病院となっており、おおよそ15分以内で県内全域をカバーしています。
本院では、今まではドクターヘリの受入をグランドで行っていましたが、病院再整備事業の一環で新病棟Ⅰ期棟屋上にヘリポートを整備することで、救急医療の強化を実現しました。