新病棟Ⅰ期棟移転前日 ④(2015.12.25撮影)
2015年12月25日
こんにちは。病院経営企画課 再整備企画グループです。
新病棟Ⅰ期棟の稼働に向けた準備は、患者さんを受け入れる病棟エリアや手術部、集中治療部といった部門だけでなく、間接的に各部門を支える材料部なども順調に行われています。
上記写真は、材料部の『仕分・洗浄室』の様子を撮影したものになります。業務に必要とされる備品等の運び込みも完了しており、手術部等の稼働と同時に材料部の業務も本格化します。
今回の新病棟建設に伴い、新規に整備した自動洗浄機や高圧蒸気滅菌機などは、竣工から稼働までの約半年の準備期間に機器調整や試運転を行うなどし、稼働に向けた念入りな準備を行ってきました。
また、材料部に導入されているトレーサビリティーシステムも既存施設から移設するなど、今後増加する手術件数に対応できる環境が整っています。
上記左側写真は、『検査・組立室』の様子を撮影したものです。中央部には、手術で使用する鋼製小物(ICタグ付)を読み取る専用のリーダーが設置されています。
また、高圧蒸気滅菌を行う前のコンテナ等も既にカートに乗せられているなど、材料部業務の一部を垣間見ることができます。
上記右側写真は『既滅菌室』の一部エリアを撮影したものになります。奥の棚には滅菌された医療器材のストックなどを確認することができます。材料部が本格稼働しますと、このスペースにも多くの医療器材・手術器材が保管されることになると思います。